足底腱膜炎(足底筋膜炎)は炎症だけじゃない?

私が経験した足底の痛み

ある朝、起きてベッドから立ち上がり歩き始めると、10歩ほどですが足裏に痛みが出ました。
椅子から立ち上がって歩き出す時も同様で、最初の10歩くらいは足裏が痛むのです。
痛みは激痛ではなく、無理せずそのままにしていると自然に消えていきました。
そのような痛みは過去にも何度か繰り返し経験しています。

足底腱膜炎の一般的な説明

多くの人がこの症状を「足底腱膜炎(足底筋膜炎)」の初期症状として理解しています。

よく言われるのは、「歩き始めに痛みが出る」「座って休んだ後、再び歩き始めると痛い」というものです。

  • 歩き始めだけ痛む
  • 座ってから立ち上がると痛みが出る
  • 足裏を押すと痛い
  • 朝方が特に痛みが強い

これらは炎症が原因だと考えられています。しかし、私自身の経験や、治療を行ってきた患者さんの症例から、炎症だけでは説明できないことも多いと感じています。

本当に「炎症だけ」なのでしょうか?

足底腱膜炎の症状は歩き始めの痛みが特徴的ですが、これは炎症が関与しているからだけとは限りません。
例えば、足首の捻挫やふくらはぎの肉離れでは、歩いているうちに痛みが和らぐことはほとんどありません。痛みが続くのが普通です。
一方、足底腱膜炎では歩き始めに痛むものの、歩いていくうちに痛みが軽減するというケースが多く見られます。
これは、筋肉や筋膜の硬さが原因である可能性が高いと考えています。

筋肉や筋膜の緊張が痛みの原因?

私の体験と患者さんのケースを見ていると、足底腱膜炎の痛みが実は筋肉や筋膜の緊張に起因していることが多いと感じます。
例えば、ふくらはぎや太もも裏の筋肉の硬さや緊張が足底腱膜に負担をかけ、足裏に痛みを引き起こすことがあるのです。
足の筋膜や筋肉は身体全体の動きに繋がる「キネティックチェーン」の一部です。このため、痛みが出ている足裏とは異なる部位の筋肉の緊張が原因となることが多いのです。

足裏だけを治療しても良くならない理由

だからこそ、足裏を単独で治療しても、根本的に良くならないことがあります。
痛みが出ている足底に直接アプローチするだけではなく、身体全体のバランスを整えることが必要です。
特に、ふくらはぎや太もも裏の筋肉の緊張をほぐすことで、足底腱膜への負担が減り、痛みが軽減することが多くあります。

当院の治療法

当院では、足底腱膜炎の痛みを取り除くため、該当する筋肉を探し出し評価・調整する治療を行っています。
筋肉の硬さや緊張に着目し、原因筋を見つけることにより早期に痛みを軽減できることが多いです。

足底腱膜炎が治らない方へ

もし、一般的な足底腱膜炎の治療法で効果を感じられない場合、当院のアプローチも一度試してみてください。
足裏だけでなく、原因となる筋肉にアプローチすることが痛みの改善に繋がります。

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