整体って結局何をするところなんですか?
「整体って結局何をするところなんですか?」
患者さんから、こういったご質問をいただくことがよくあります。
実際に、「マッサージみたいなもの?」「骨をボキボキするやつ?」「どこに行っても同じなの?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
確かに、“整体”という言葉はよく耳にしますが、その中身については意外と知られていません。
整体に決まった形はありません
実は整体には、はっきりとした決まった形があるわけではありません。
少し例え話をすると、整体はラーメン屋さんに似ています。
ラーメンと一言で言っても、醤油・味噌・豚骨など、お店によって味も作り方も全く違いますよね。
それと同じように、「整体」という言葉は“体を整える”という意味を表しているだけで、「このやり方が整体です」という決まった治療法があるわけではないのです。
整体は「ひとつの治療法」ではなく「体を整える考え方」
実際の整体院では、
マッサージを中心に行うところもあれば、骨格の調整を重視するところ、ストレッチや運動療法を取り入れるところ、さらには独自の理論で治療を行うところもあります。
つまり、「整体=ひとつの治療法」ではなく、
「体を整えることを目的とした幅広いアプローチの総称」と考えるのが分かりやすいでしょう。
そのため、同じ整体院という看板でも、治療内容は大きく異なるのです。
当院の整体の考え方
では、当院の整体はどのような考えで行っているのか。
当院では、「整体=治療のためのマッサージ」という位置づけで治療を行っています。
2種類のマッサージ
一言でマッサージといっても、実は大きく2つに分けることができます。
それが「慰安マッサージ」と「治療マッサージ」です。
慰安マッサージの特徴
慰安マッサージの特徴は、リラクゼーションを目的とした長時間の全身治療です。
「とにかく気持ちよくなりたい」「リラックスしたい」という方に向いており、できるだけ長くマッサージを受けたいというニーズに応えるスタイルです。
そのため、細かい検査はあまり行わず、全身をまんべんなくほぐしていくことが中心になります。
治療マッサージの特徴
一方で、当院が行っているのは「治療マッサージ」です。
治療マッサージは、「肩が痛い」「腰がつらい」など、明確な症状でお困りの方に対して、その原因から改善していくことを目的としています。
そのため当院では、いきなり長時間マッサージをすることはありません。
まず行うのは「検査」です。
どの動きで痛みが出るのか、どの筋肉に問題があるのかをしっかり確認します。
原因を見極めずにマッサージをしても、その場しのぎになってしまう可能性があるからです。
検査によって原因となる筋肉や部位を特定し、そこに対して必要な分だけ、的確にアプローチしていきます。
そのため、治療は「短時間で局所的」になるのが特徴です。
「長くやってほしい」というよりも、
「しっかり原因を見つけて改善したい」という方にこそ、当院の治療は向いています。
切り傷と絆創膏で考えるマッサージの違い
例えば、体に切り傷ができたとします。
そのとき、普通は傷のある部分にだけ絆創膏を貼りますよね。
これが「治療マッサージ」の考え方です。
一方で、もし全身に絆創膏を貼ったらどうでしょうか。
傷とは関係のないところまで覆ってしまうことになり、正直あまり意味はありません。
これは「慰安マッサージ」の考え方に近いものです。
マッサージは目的によって効果が変わる
どちらが良い・悪いという話ではありません。
ただ、目的によって使い方が違うということです。
同じ“マッサージ”でも、
・リラックスするためのもの
・症状を改善するためのもの
では、考え方もやり方もまったく異なります。
当院の整体はリラクゼーションではありません
そして、治療マッサージはリラクゼーションを目的としたものではありません。
「気持ちよさ」よりも、「原因を見つけて改善すること」を優先するため、
治療は必要なところに、必要なだけ行います。
そのため、長時間の全身マッサージのようなリラックス目的の治療を求めている方には、少しイメージが違うかもしれません。
当院の整体治療が大切にしていること
ただし、当院の整体治療はこの「治療マッサージ」という考え方に基づいて行っています。
症状のある方に対して、原因を見極め、必要なポイントに的確にアプローチする。
それが当院の整体です。
だからこそ当院では“その場しのぎではない治療”を大切にしています。
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