頭痛や寝違えの原因は枕にあるのか?

枕が合わない

寝違えになった時や起床時の頭痛ぬなった人から「枕が合わないのでしょうか?」と聞かれることがあります。いつもと違う枕ならともかく何年も使っている枕でそのようなことを言われたら少し枕が可哀想な気がしますけど。

基本的に枕が合わないと感じるのは「いつもと違う枕を使った場合」か「本人の体調に問題がある場合」の2つが考えられます。

いつもと違う枕を使った場合

これは新しい枕に替えた場合と旅行などで一時的に違う枕を使った場合があります。前者の場合は新しい枕と古い枕を交互に使ってみれば新しい枕のせいなのかどうかわかります。新しい枕だと調子が良くない場合は靴擦れとか筋肉痛と同じで新しい刺激が入ると身体が慣れないからでしょうね。要はストレスなのです。

そのような場合は古い枕と交互に使って少しずつ慣らしていくと言う方法もありますし、しばらくはタオルを重ねて枕の代わりにするという方法もあります。

新しい枕を購入する時は自分で高さを調整できたり、購入先で高さを調節できる枕もあるそうなのでそういうのも考えてみるといいと思います。

本人の体調が悪い場合

いつもと同じ枕を使っているのに枕が合わないと感じるのは殆どが本人の体調の問題と考えます。「ストレス→自律神経の乱れ→全身の筋肉の緊張」という流れで首周りの筋肉が硬くなってきたために枕が低く感じたり高く感じたり、寝違えになったり、朝から頭痛になったりするのです。

しばらくはタオルを重ねて枕の代わりにするというのが一つの方法です。ただし真の問題は体調が悪いということなのでストレスを減らしていく必要があります。

ストレスは生活習慣の問題が一番に考えられるのでそこから見直しを始め、見直しをしても変化がない場合にはどこかで治療を受けるようにしてください。

全身の問題なので首周りの治療より全身の治療を行なった方が効果が高いのは言うまでもありません。

自己体験

自分も以前に新しい枕に代えたところ毎日頭痛が起きるようになりましたが元の枕に戻すと頭痛は起きなくなりました。そのことを繰り返して最後には新しい枕を使うのをやめました。

今になって思うとこの時は体調も良くなかった時であり、新しい枕がストレスの一つとして駄目押しとなって頭痛が起きていたのだと思います。当時もし体調が良かったら枕が新しくなっても頭痛になっていなかったかもしれません。

なので枕が気になるようでしたら一番に自分の体調が悪いのではないかと考えてそれに沿った上記のような対応をするようにしてください。