ぎっくり腰とは

ぎっくり腰はよく知られている名前ですが俗称であって正式名称ではありません。人によってぎっくり腰の捉え方は微妙に違います。一般的にはある日突然動けなくなるような腰痛のことをぎっくり腰と呼んでいるようです。

原因不明

ぎっくり腰への考え方が以前とはだいぶ変わりました。その一つは腰痛の85%は原因不明だったということ。画像検査では骨やヘルニアの問題はわかりますが筋肉のこり(トリガーポイント)は見つけられないのです。

コルセットは何のためにするのか、温熱療法やアイシングや電気療法やマッサージは何のためにするのか、湿布はどこに貼っているのか、運動やストレッチは何のためにおこなうのかと考えると筋肉のためにおこなっているというのがわかるはずです。

安静は勧められていない

もう一つは安静にしているよりも動ける範囲で動いた方が治りが良いと言われるようになったこと。

筋肉が痛みを起こすのには2つのパターンあります。筋肉が傷ついて痛くなる場合と筋肉が硬くなって痛くなる場合です。筋肉が傷ついている場合は安静にする必要があります。安静にしておかないと傷口が塞がらないので治りが遅くなるからです。

ぎっくり腰も筋肉が傷ついているならば安静にして少しでも早く傷口を塞ぐ必要があります。現に昔はそのようにしていましたで。ところが現在は動いた方が良いということなので筋肉は傷ついていない。筋肉が緊張してぎっくり腰になっている場合が多いということではないでしょうか。

筋肉が硬くなっているからぎっくり腰になるので動いて少しずつ緩めていった方が良いということなのでしょう。そのことからぎっくり腰の治療は筋肉を緩めていくということがメインになります。

手技療法が第一選択に

更にもう一つ。2017年に米国の内科学会が腰痛のガイドラインを発表しています。腰痛の多くは治療の有無に関係なく時間の経過とともに改善していくので、投薬よりも先ず温熱療法やマッサージや鍼等の薬物以外の治療法を選択すべきとしました。数年前までは鍼灸もマッサージも他の治療法と比べて特に効果はみられないとされていたので大きな変化となりました。

ぎっくり腰の分類

当接骨院ではぎっくり腰を歩行と姿勢によって2つのタイプに分類しています。これはタイプによって治療する部分が異なるためです。

腰が伸びない

腰が伸びないぎっくり腰は椅子から立ち上がる時に起こることが多く、腰が伸びないので丸まった状態で歩きます。座ってしまうと何ともありませんが立ち上がるとまた腰が伸びません。患者さんも腰が痛いよりも腰が伸びないことを訴えます。

腰が曲がらない

腰を前に曲げた時に起こりやすいぎっくり腰で、腰が曲がらない、曲げると痛みがあります。このタイプのぎっくり腰は3段階に分かれます。

軽症の場合はコルセットが有効で腰を曲げた時にだけ痛みが出ます。

中等度の場合は歩行時に痛みがありそのため歩く速度は遅くなります。立っているのも座っているのも立ったり座ったりする動作もつらくなります。特に椅子から立ち上がる時に時間がかかります。仰向けもうつ伏せも痛みがあり、特にうつ伏せから四つん這いになって起きることはできません。

重症になると腰に力が入らなくなり何か支えるものがないと歩けません。起き上がれないぎっくり腰はこのタイプになります。

きっかけ

一般的に重いものを持って、下の物を拾おうとして、立ち上がる時に、咳をして等がぎっくり腰の原因と言われていますが、これらはぎっくり腰の原因ではありません。

それらはぎっくり腰の始まるきっかけもしくは最後の駄目押しに過ぎないのです。そのためにそれらのことを予防として注意してもあまり意味がないのです。

原因

ぎっくり腰の原因として最も考えられることははぎっくり腰になりやすい生活習慣をしていることが挙げられます。デスクワークや車の運転やスマホ等で座っていることが長いことによる腰周囲の筋肉の疲労です。座っているということは最も腰に負担のくる生活習慣なのです。

それでも体調がしっかりしていれば筋肉の疲労は自然に修復されるので問題ありません。ところが体調が悪くなってくると腰の筋肉疲労の修復が間に合わなくなってぎっくり腰になるのです。

治療法

当接骨院でのぎっくり腰の治療方法は3つ。腰の調整をおこなう保険治療と全身の調整をおこなう整体と鍼灸気功です。ぎっくり腰は全身の影響を受けているので基本的には整体か鍼灸気功の方が向いています。

ただ腰が伸びないぎっくり腰の場合は保険治療で対応できます。帰りには痛みは残りますが腰が伸びるようになっていることが多くみられるからです。

腰が曲がらないぎっくり腰の場合は中等度以上であれば複数の筋肉の影響が考えられるので自費での治療の方が向いています。

どの治療でも1回で治るということはありませんので続けて通うようにしてください。

電気療法

多くのぎっくり腰は筋肉が緊張しているために起きています。それに対して当接骨院では中周波という電気療法を使って筋肉を動かして筋肉を緩めていきます。

ただしぎっくり腰の初期に限っては例外で緊張が強すぎるので無理やり筋肉を中周波で動かしてしまうと却って悪化する可能性も考えられます。そのため特に腰が曲がらないぎっくり腰の場合は筋肉を動かさないで痛みを軽減させる微弱電流をおこないます。

経過

ぎっくり腰の経過は2週間タイプと4週間タイプに分けて考えています。最初の数日間が痛みのピークで以後は徐々に軽減していくのであれば2週間、それ以外であれば4週間というのが一つの目安になります。一部はそのまま慢性腰痛に移行します。

その他

コルセットをお持ちの方は付け方の確認をしますのでお持ちください。できる範囲でのストレッチや体操やツボもお教えします。

完全予約制

ぎっくり腰で一番辛いのが待合室での待ち時間です。自宅であれば痛いなりに動いたり寝転がったりできますが待合室では人の目もあってそれもできません。当接骨院・鍼灸院では完全予約制なので待つことなくすぐに治療を受けることができます。

料金

  • 保険は初回約2000円、2回目以降約900円になります。
  • 微弱電流を使用した場合は1080円追加になります。
  • 整体と鍼灸気功は初回6480円、2回目以降5400円になります。

初めての方

  • 相談を希望の方はお電話かHPの問い合わせフォームからお願いします。
  • 初回はお電話での予約になります。
  • 2回目以降の方はお電話かHPの問い合わせフォームからお願いします。

場所と駐車場のご案内

  • 神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央44-5カトレアビル301
  • 横浜市営地下鉄ブルーラインセンター南駅4番出口徒歩1分
  • 駐車場はありませんので近隣のコインパーキングをご利用ください。