起床時の頭痛が毎日続く
初めての頭痛と繰り返している頭痛
朝起きた時の頭痛が何日も続いて困っているという場合は、初めての人と頻繁に起きる人に分けて考えます。
どこに行ったら良いか
朝起きた時に限らず頭痛の場合は最初に病院に行き治療を受けるというのが基本。それでもあまり変わらないようであればその時に病院以外の治療院を併用するというのが無難です。
吐き気のない頭痛
朝起きた時の頭痛は吐き気のある頭痛と吐き気のない頭痛の分けて考えます。吐き気のない頭痛は筋肉が関与していることが多いので、その場合は首や肩を温める、マッサージをすることによって頭痛を起こしている筋肉を緩めていくと軽減していきます。
ただし筋肉を硬くしている原因が一過性のものであれば何日も続くことはありませんが、慢性的なストレスや体調の不良が根底にある場合はそれらから改善していかなければ、その日は良くなったけれど翌日は元に戻ることになります。
吐き気のある頭痛
問題なのは頭痛に吐き気が伴う場合。これはおそらく片頭痛というもので、日常生活に支障が出るため緊張型頭痛よりも厄介な代物。首肩にマッサージをしたぐらいでは楽にはなりません。もう一段階上の治療が必要になるのです。
考え方
片頭痛に特効薬のようなものはないのかと思われるかもしれません。例えば風邪をひいた時もどうしても薬に目がいきがちですが、薬は症状を緩和しているだけ風邪を治しているわけではありません。自分自身の身体が治しているのです。
頭痛も同じ。薬や湿布というものは基本的に頭痛を治すものではなく痛みを抑えるものであり、その間に身体が頭痛を治していくのです。
つまり頭痛を改善するには身体を丈夫にしていく必要があり、その身体をしっかりさせるためには自律神経を整える必要があるのです。
対処法
自分でできる自律神経の調整方法としては「息を吐く時間を吸う時間の倍にする深呼吸」「足湯」「腹部の保温」「運動」「規則正しい生活」等が挙げられます。
それらを全部するのではなく一つずつ数日単位でおこなってみて楽になるようなものを見つけて続けていくようにしてください。