ぎっくり腰になりやすい時期

春から夏、夏から秋等季節の変わり目はぎっくり腰になりやすいといわれています。これは気候の変化にすぐには対応が出来ないためにストレスが増えるからでしょう。

ほかにも年末年始やお盆休みの時期にもなりやすいです。これはなぜでしょうか?一言で言うと生活のリズムが崩れるからです。休みになって今までの疲れがどっと出る。正月やお盆特有の行事、暴飲暴食、不規則な生活。休みが明けると仕事がまた始まるので切り替えていかないといけない等。そう考えると1年に何回かぎっくり腰になりやすい時期があるというのがお分かりになると思います。

駅伝の中継地点と同じですね。一番緊張するのは走る前で走り始めると無我夢中になりタスキを渡した後に倒れこむというように。飛行機も離陸時と着陸時が最も危険と言われています。

ここで体調を崩しやすいというのはわかるけどそれでなんでぎっくり腰になるのかと思う人もいるかもしれません。

実は体調を崩すと悪くなるのは腰だけではありません。内臓、自律神経、筋肉等全身に影響が出ます。全部繋がっていますから。だから胃腸も壊すし、風邪もひくし、寝違えにもなります。その中でも腰が弱っている人はぎっくり腰になりやすいと言うことです。

自分は体調はどこも悪くないのになったよと言う人もいるかもしれません。この場合は自分の身体からの声を聴こえていないと言うことになります。つまり感覚が鈍っている状態なのです。

季節の変わり目は対策の仕様がないのですが、複数のストレスが要因となって体調を崩すと考えられるので他のストレスを減らすことができれば予防は可能です。

例えば睡眠時間を増やす。シャワーばかりであれば入浴する。深呼吸を1日何回かやってみる。趣味の時間を増やす。ストレッチや運動をする。食べ過ぎているならば食事を減らす。規則正しい生活をする等になります。全てする必要はなくて1つか2つでも実行してみてください。