Last Updated on 2024年8月11日 by sakura
大腿四頭筋訓練
筋肉が減った人の場合に有効
一般的に膝の痛みがある場合、特に病院の画像検査で膝の骨と骨の間の隙間が狭くなっている人には大腿四頭筋の筋トレが積極的に勧められています。これは「筋肉が減る→筋力不足→膝を支えることができない→膝の痛み」と考えているからなので、怪我をした人や寝たきりであった人のように筋肉が減っている人には有効でしょう。
無効な人は筋肉が疲労しているのかもしれません
ところがいつも通りに生活していてある日突然膝に痛みが出てきたという人の場合でもやはり大腿四頭筋の筋トレが勧められます。普通に生活している人が筋肉が減ったとは考えにくいのですが。
このような場合に最初に考えるのは筋肉が疲労して硬くなっているのではないかということ。筋肉が硬くなった分だけ本来の力を発揮できないため膝の痛みにつながっていると考える方が自然なのです。運動をしていて終盤にパフォーマンスが落ちるのと同じです。
通常は休養で回復するのですが、回復が間に合わなくなっており、「筋肉が疲労で硬くなる→膝を支えることができない→膝の痛み」という状態になっていると考えられます。
筋肉を緩めてから筋トレ
このような場合は疲労して硬くなっているを筋肉を緩めれば良いのですが、ここで大事なのは何療法が効くのかということではなくて、どこを緩めると効果があるのかということ。一般的には太ももの前側にある大腿四頭筋あたりにアプローチをしていくことが多いのでしょうが、そこだけでは効果が薄いことも少なくありません。
そして該当する筋肉を緩めてから筋トレをするのが良いでしょう。