その「温める」が、腰を壊していませんか?
ぎっくり腰になった瞬間、動けない、立てない、何もできない。
そんな地獄のような痛みに襲われたとき、「温めるべきか、冷やすべきか」で検索しても、答えはバラバラ。
「結局どっちなの?間違えたら悪化するって本当…?」
その不安、今日ここで終わらせましょう。
この記事では「今すぐできる最適な対応」をお伝えします。
【結論】ぎっくり腰の直後は「冷やす」。温めるのは○日後。
ぎっくり腰の初期(24~72時間)は、炎症が起きている状態です。
この時期に温めると、炎症が悪化し、痛みが長引くことに。
結論:発症直後は「冷やす」。温めるのは痛みが落ち着いてから。
冷却の目安:
15〜20分を1日3回まで
保冷剤や氷をタオルで包んで直接肌に当てないこと
【理由】なぜ温めると悪化することがあるのか?
ぎっくり腰は、実は筋肉・靭帯・関節包などの急性損傷(捻挫)です。
捻挫に必要なのは「炎症を抑えること」。つまり冷却です。
皆さんも必ず経験したこと奈ある足首の捻挫を思い出してください。冷却してましたよね。
熱を持っているのは血液です。損傷が起きるとその部分に修復のために血液が集まって温度が高くなります。更に血液が集まるとその部分は大きくなって腫れるということです。
そのため温めると血液が更に集まりやすくなり炎症が悪化しやすく、逆効果になります。
【チェックリスト】あなたの状態は冷やすべき?温めていい?
✅冷やすべき症状(初期)
動かすと激痛
屈む・立ち上がる動作が無理
熱感・腫れを感じる
昨日起こったばかり
✅温めてもよい症状(回復期)
発症から3日以上経過
動かせるが重だるさがある
冷えると逆に痛い
腰全体に血行不良感がある
【NG対応3選】やってはいけない対処法
❌ 湯船で温まる(初日〜3日はNG)
❌ マッサージ(損傷部分をもみほぐしても損傷が大きくなるだけ)
❌ 痛み止めだけで動き回る(再発のもと)
【正しい応急処置】最短回復を目指すセルフケア
安静:基本的に日常範囲内の動きはした方が良いのですが痛みが強い場合は無理に動かない。横向きで膝を曲げて寝る姿勢が◎
アイシング:1回15分、1日3回を目安
初期はコルセット着用:腰を守る “仮固定” の役割
2~3日経って痛みが和らいだら温め開始(温タオル・カイロ)