曲池という経穴

寝違えたり頭痛になった時にセルフケアとして有用なものに東洋医学のツボを使うという方法があります。その有用なツボの一つである大腸経にある曲池を紹介します。

最初に椅子に座って上を向く、下を向く、左右に倒す、左右に振り向いてみてください。首をどの方向に動かすと動きが悪いのかを確認します。どれくらい動かすと痛みが出るのかその角度を覚えておいてください。

次に曲池を探します。肘を曲げるとシワができますがそのシワの一番外側にあるのでそこを押さえましょう。

曲池を押えながら首を動かして先程と比べて首が曲がりやすくなっているかを再確認。効果がみられたならば30秒間押圧。変わらなければ反対側の曲池に同じ事をおこないます。それでも変わらなければ今の寝違いと曲池とは関係しないので他の経穴を探します。

30秒間押圧後、最初と比べて首の動きが良くなったかを確認。効果がみられるならば時間をおいて繰返して下さい。効果なしの場合は押圧刺激では足りないか、曲池が主原因ではないのかもしれません。