肩こりの原因と改善方法

Last Updated on 2025年11月10日 by sakura

はじめに

「最近、肩こりが取れない」「マッサージをしてもすぐ戻ってしまう」
そんなお悩みを抱えていませんか?

現代では、長時間のデスクワークやスマホ操作などにより、
首や肩まわりの筋肉が常に緊張しやすい生活が続いています。

本記事では、
肩こりの原因・主な症状・自分でできる対策・接骨院での専門的なケア
について詳しく解説します。

肩こりとは?

肩こりとは、肩や首、背中まわりの筋肉が緊張し、
血流が悪くなることで疲労物質がたまり、痛みや重だるさを感じる状態です。
慢性化すると頭痛・吐き気・腕のしびれなどを伴う場合もあります。

肩こりの主な原因

1. 姿勢の悪さ(猫背・ストレートネック)

スマホやパソコンの使用中に、頭が前に出る姿勢が続くと、
首から肩にかけての筋肉が常に引っ張られ、血流が滞ります。

2. 運動不足による筋力低下

肩や背中を支える筋肉が弱くなると、同じ姿勢を保つだけで負担がかかり、
疲労が蓄積しやすくなります。

3.目の疲れ・ストレス

眼精疲労や精神的ストレスによっても筋肉が緊張し、
肩こりが悪化することがあります。

4.冷えや血行不良

冷房の効いた部屋や寒い環境で長時間過ごすと、
血流が悪くなり肩こりを引き起こしやすくなります。

5.内臓の疲れ・自律神経の乱れ

肩こりの原因は、筋肉や姿勢だけではありません。
実は、内臓の疲労や自律神経の乱れが関係しているケースもあります。

内臓の働きが低下すると、体はその負担をかばうように姿勢を変化させたり、
関連する筋肉(反射ゾーン)を緊張させたりします。

たとえば:

  • 肝臓や胆のうの疲れ → 右肩のこり
  • 胃や十二指腸の不調 → 左肩〜背中上部のハリ
  • 腎臓の疲れ → 肩甲骨下部〜背中の重だるさ

また、ストレスや睡眠不足などで自律神経が乱れると、
血流が悪くなり、肩や首の筋肉が硬くなってしまいます。

このような場合は、筋肉をほぐすだけでなく、
姿勢・骨格のバランスを整え、内臓の働きをサポートするケアが有効です。

肩こりの主な症状

  • 肩や首のハリ、重だるさ
  • 肩甲骨まわりの動きづらさ
  • 首を回すとゴリゴリと音がする
  • 頭痛・めまい・目の疲れ
  • 背中から腕にかけてのしびれ

これらの症状が長引く場合は、早めに専門家へご相談ください。

自分でできる肩こり対策

1. 姿勢を意識する

椅子に深く腰をかけ、背筋を伸ばすことを意識しましょう。
モニターの高さを目線に合わせるだけでも、首や肩への負担を軽減できます。

2. 温めて血流を促す

蒸しタオルを首や肩に当てたり、入浴で温めたりすることで、
筋肉の緊張がやわらぎ、血流が改善されます。

3. ストレッチ・肩甲骨運動

肩をすくめて5秒キープし、ストンと力を抜く。
この動きを3セット行うだけでも血流がよくなります。
また、腕を大きく回す「肩甲骨ほぐし」もおすすめです。

4. 適度な運動・深呼吸

ウォーキングや深呼吸で全身の血流と酸素循環を整えましょう。
軽い運動の継続が、肩こりの再発予防につながります。

接骨院で行う肩こりケア

当院では、鍼灸気功治療もしくは整体治療を以下の目的のために行います。

  • 姿勢・骨格のバランス調整
  • 首・肩まわりの筋緊張を和らげる手技療法
  • 肩甲骨や頸部の可動域改善
  • 自律神経を整える全身調整
  • 日常生活での姿勢アドバイス

一時的なリラクゼーションではなく、
肩こりの「根本原因」を整えることを目的としています。

最後に

肩こりの多くは、「姿勢の乱れ」と「血流不足」に加え、
内臓の疲れや自律神経のバランスの乱れも大きく関係しています。

今日から意識したい3つのポイント:

  1. 長時間同じ姿勢を避ける
  2. 適度な運動・ストレッチを行う
  3. 専門家のケアで根本から整える

慢性的な肩こりにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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