姿勢が良くないと腰痛になりますか?
「姿勢が良くないと腰痛になりますか?」という質問をよく受けます。
これはその通り。
腰痛の原因の大部分は筋肉が硬くなることなのでこれを避けることが必要になります。筋肉を硬くする原因はいろいろありますが、姿勢関連でいうと同じ姿勢を続けることと関節を曲げ続けることの比重が大きいです。
姿勢で問題になるのは座位。立位はニュートラルな姿勢であり、ずっと同じ姿勢で立ちっぱなしということはあまりないので立位が原因で腰痛になることはほとんどありません。
代わりに座位では股関節を屈曲させ続けるために筋肉の負担が大きく、加えて事務作業等で長時間同一姿勢をする場合に筋肉を動かさないために腰痛になりやすいのです。
特に注意するのは事務作業と骨盤後傾と猫背。
大抵の人は最初に座った時はやや骨盤後傾ぐらいで猫背もほぼ見られませんが、骨盤の位置を保持する筋肉が疲労するにつれて骨盤の後傾がひどくなります。すると骨盤位合わせて上半身も後ろに倒れるはずですが、ひっくり返らないようにバランスをとるためと事務作業で机に向かうために結局上半身は前に倒れ猫背になります。この過度の骨盤後傾と猫背が腰痛への黄金の法則となります。
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