ぎっくり腰によく使う中封
以前ぎっくり腰のツボで有名な腰腿点を紹介しました。
いわゆる特効穴と言われているものです。
今回もやはりぎっくり腰でよく使う中封と言う経穴を紹介します。
この経穴は腰痛時に一人でするのは難しいので誰かに押えてもらってください。
中封は経絡で言うと肝経に属しています。
お腹の緊張を取る働きがあるので腰痛だけでなく、
内臓、自律神経等の治療に効果のある万能のツボです。
下肢の内側をストレッチしてどこかに痛みもしくは左右に痛みの差がみられるようならば
肝経が関与している可能性があるので肝経のツボ、ここでは中封をとります。
最初にベッドにベッドに仰向けになって膝を立てます。
そのまま膝を左右に倒してみてどのくらい倒すと腰に痛みが出るかを確認してください。
その後に倒れにくい方の足の中封を押えます。
中封の場所は内くるぶしの前方にあります。
つま先を上に反らせて内くるぶしの頂点から前方に指を滑らせると凹みがあって腱に当たります。
その凹みが中封となります。
中封を押さえながら再び左右に倒して倒れやすくなっているか再確認。
この時に1回目の確認で倒れやすかった方から行って下さい。
痛みが出るかどうかではなく、どれくらい倒れるようになったかが重要です。
中封で効果がみられるようでしたら30秒ほど押しておいてください。
エレキバンのようなものがあればそれを貼っておいても構いません。
米粒を中封に当てて絆創膏でとめておくのも良いでしょう。
変化が無かった場合は反対側の中封もおこなってみてください。
それでも変化が無い場合は中封は現在の腰痛とは関係がないのでまた他の経穴を探して行きます。
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