前かがみで腰が痛い場合の対処法

はじめに

腰痛の中でも最も多い症状は下の物を拾うために、洗顔しようとして、靴を履こうとして等前にかがむと腰が痛いというもの。

動くことによる痛みは最も痛いポーズが痛めた時のポーズであることが多いので、これらは前にかがんだ時に痛めたと考えられます。

そして動作痛のほとんどが筋肉の硬さが原因なので硬い筋肉をストレッチすると痛みがあるのと同様、前にかがむと腰が痛い場合はその時にストレッチされる筋肉が硬いということが一番に考えられます。

前かがみの時にストレッチされるのは背中側後側の筋肉ですが、腰や股関節や背中だけではなく足や首までも前かがみになると筋肉が伸ばされるのでこのあたりも関係します。腰痛は全身の影響を受けるものなのです。

軽く曲げても痛い場合の対処法

まっすぐに立っている状態と前かがみの状態の違いは一番が股関節の曲がり具合で、次が腰の曲がり具合と下肢の筋肉の伸び具合。そのため前かがみでの腰痛の場合に最初に疑う部分は股関節周囲の筋肉で次が腰と下肢の筋肉になります。

対処法としては慢性的な腰痛の場合は股関節周囲のストレッチやテニスボールでの押圧をするとよいのですが、ぎっくり腰の場合は悪化する可能性も考えられるのでそれらはしばらくは避けます。

ぎっくり腰の場合は仰向けになって足を伸ばして足首を左右にゆっくり倒し、痛みがなければ今度は仰向けになって両膝を立ててゆっくりと左右に倒します。これを繰り返してください。

深く曲げると痛い場合の対処法

正常な人でも立位体前屈のように腰を深く曲げていくと足が張って来るのに気がつくはず。裏を返せば腰を深く前に曲げると痛くなる場合は太ももやふくらはぎの後ろ側が関与している可能性が高いのです。

そのような人は太ももやふくらはぎの後ろ側をストレッチするのが良いでしょう。

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