ぎっくり腰で入浴は大丈夫ですか?

ぎっくり腰の時にお風呂に入っても大丈夫ですかという質問をよく受けます。

慢性的な腰痛の方の場合は温めた方が良いのでお勧めしていますが、腰痛初期(ぎっくり腰)の人の場合は入浴後に悪化する場合があるので勧められていません。その理由を書いてみました。

1.温めたため

ぎっくり腰になると炎症を起こしているため温めると悪化するというのが一般的な考え方。そのため最初は冷やし、数日過ぎてからは温めた方が良いと言われています。

当院も以前はそのように考えていたのですが、そのうちにぎっくり腰は筋肉が傷ついて炎症が起きていることよりも筋肉が緊張しているために起きたと考えるようになりました。つまり入浴後の痛みの悪化は温めたからではないと思うようになりました。

もし温めて悪化するような腰痛であれば筋肉が傷ついていると考えられるので、そのような人の場合はもともと入浴ができる状態ではないのです。

2.座ったため

ストレスを除くとぎっくり腰や腰痛の原因のトップは座っていること。中でも浴槽での長座や体育座りは特定の筋肉を硬くさせるため筋肉が緊張したことによる腰痛を起こしやすいのです。

おそらく入浴後の腰痛悪化はこれが一番の原因だと思われます。

3.ぎっくり腰の経過として

もう一つお風呂と関係なくぎっくり腰の経過として悪化した場合が考えられます。

ぎっくり腰には他の疾患と同じで病期というのがあり、少しずつ悪化してピークを迎えてから痛みは軽減していきます。

そのピークの時間がたまたま入浴と重なった場合に入浴のせいと考えてしまうわけです。

対策

一番無難なのはお風呂に入らないことですが、どうしても入りたいなら短時間立ってシャワーにするのが良さそうです。

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