肘の痛みは原因のはっきりしているものと原因不明のものがあります。

はっきりした原因の肘の痛みで有名なのはテニス肘です。

正式名称は上腕骨外側上顆炎。

これはテニスをしている人に起こる事が多いのでこの名前がついています。

「肘が痛い→肘を使うことしてたかな?→テニス→テニスが原因だ」

 

野球肘とかゴルフ肘等も有りますよね。

他にも重い物を長時間繰返して持つようなことが多い人。

飲食関係、介護関係等の人達です。

「肘が痛い→肘を使うことしてたかな?→重いもの→重い物を持ったのが原因だ」

 

当院で多いのはそのような運動や重い物を持つことはやっていないけれど肘が痛い人です。

思い当たる節はあるようなないようなという感じです。

物を持ったり、蓋を開けたり、雑巾を絞ったりする時に痛みが有ります。

動かさなければ痛みはありありません。

デスクワークの人に見られます。

「肘が痛い→肘を使うことしてたかな?→思い当たる節がない→原因不明」

 

動きで痛みがあるのは筋肉の特徴です。

筋肉は硬くなっている場合に痛みに関係してきます。

筋肉を硬くさせる要因は何かと言うと「疲労」です。つまり使い過ぎです。

 

例えば鉄棒にぶら下がって懸垂をしたとします。

何回かやれば疲れてきてきますよね。

ぶらさがっただけの場合はどうでしょうか。

懸垂をやるよりも鉄棒に掴まっている時間は長くなりますがやはり疲れてきますよね。

 

鉄棒にぶら下がって懸垂している状態がテニスをやっている状態と同じ、

鉄棒にぶら下がっている状態がデスクワークと同じと考えられませんか?

「肘が痛い→肘を使うことしてたかな?→デスクワーク」

 

このように静的な状態でも疲労は起きて筋肉は硬くなります。

恐らく腰痛や肩こり等もデスクワークが原因となることがかなり多いと思われます。

 

それで、どこを診ていけば良いかと言うと全身です。

デスクワークでは動くのは一部で殆んどがあまり動いていません。

鉄棒にぶら下がっている状態により全身の筋肉が硬くなっていると考えて下さい。

デスクワークにより全身の筋肉が硬くなってその一部の筋肉が原因で肘に痛みが出ているのです。

 

治療はその原因となる一部の筋肉を見つけて治療していく事になります。