原因不明の肘の痛み

肘の痛みで最も多いのが上腕骨外側上顆炎、上腕骨内側上顆炎と言われるものでテニスやゴルフをしている人に多いのでテニス肘・ゴルフ肘とも言われています。

ところがスポーツや力仕事をしていないのに同じ部分が痛くなる人が結構います。電気治療、マッサージ、エルボーバンド、テーピング等を施しますがあまり変わらないのが実状です。症状としては動かさなければ痛みはありませんが物を持ったり、蓋を開けたり、雑巾を絞ったりする時に痛みがあります。悪化すると箸を使う、字を書くのも支障が出てきます。

痛めた事に関して思い当たる節がない場合は「筋肉の緊張」の可能性を最初に疑います。わかりやすく言うと「筋肉のこり」。これには同じ動きを繰返して行うことによる「筋肉のこり」と動かさない事による筋肉のこりの二つあります。

原因はPCとスマホが真っ先に考えられます。PC動作で例えると手指から肘までの酷使によるこりと肘から頚部までの動かさないことによるこりです。動かさないでも筋肉は凝るのかと思う方がいるかもしれませんが鉄棒でぶら下がっているだけでも疲れてくるのと同じです。

要するにいつの間にか肘が痛くなっている場合は肘周囲の問題ではなくて首から指までが関係していてそれでも良くならないのであれば全身の影響も考えられます。治療は肘の痛みと関係する「筋肉のこり」の部分を見つけて緩めていきます。

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