痛みは3段階に分けて考えます

当院で扱う様な痛みは解消するまでには3段階の変化が有ります。

最初は痛み始めてからピークに達するまでの最初の3日間。「さっきよりも痛い」とか「昨日よりも痛い」と言う様に時間が経つにつれて痛みが強くなって来ます。炎症が強くなっている状態で治療後に悪化したと言われることがあるのはこの段階の時ですが、炎症が強すぎるので治療の効果が隠れてしまっているというのが本当の所です。

次が痛みの強さが変わらない状態が続いている段階で「痛みが変わらない」とか「昨日と同じ痛み」ということ。これは炎症に対して身体が本格的に応戦を開始したということであって均衡状態になっているのです。最初の段階よりも一歩修復に近づいたとも言えます

最後が痛みが軽減している段階で「痛みが少なくなっている」とか「昨日よりも楽」ということ。これは身体が炎症を押し返し始めた状態で最終段階に入ったのです。

これは痛みだけではなく自分が現在罹っている症状にも当てはめることが出来ます。痛いと痛くないの2択で考えるのではなく、もう少し細分化して自分の状態をモニタリングするようにしてください。

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