ヘルニアは背骨と背骨の間にある椎間板が押しつぶされてはみ出した状態をいいますが、椎間板が押しつぶされるのは上下の背骨からの圧力によります。
つまり「背骨による椎間板の圧迫→ヘルニア→腰痛」。

背骨というのは横から見ると緩やかなS字状のカーブを描いており、これは上下からの圧力を逃す意味があります。横から見て背骨が真直ぐだと上下からの圧力が逃げないで次の背骨にかかってくるのです。また、横から見て背骨が曲がりすぎていると(猫背、反り腰)やはり背骨に負担がかかります。このような場合に背骨に負担がきて椎間板がはみ出しヘルニアになります。
つまり「背骨の曲線が逸脱→背骨による椎間板の圧迫→ヘルニア→腰痛」。

ではなぜ背骨が正常なS字状のカーブを描かないのかと言うと筋肉に原因があります。筋肉は骨にくっついており、もちろん骨盤や背骨にもくっついています。通常は筋肉が骨盤や背骨を前後左右から引っ張り合ってバランスを保つ事によって骨盤や背骨が良い状態を保っているのです。ところが筋肉の前後左右のバランスが崩れると骨盤や背骨が歪んで先程の状態になっていくのです。
つまり「筋肉のバランスが乱れる→背骨の曲線が逸脱→背骨による椎間板の圧迫→ヘルニア→腰痛」。

治療は筋肉のバランスをとれば良いということなのですがそれをしたからといって実際は背骨のS字状のカーブが正常には戻りませんし、ヘルニアが治る訳でもありません。でも腰痛はとれることがあるのです。
つまり「筋肉のバランスが乱れる→腰痛」の場合もあるということです。

要するにヘルニアによる腰痛は2つ原因が考えられます。

  1. 見かけ上はヘルニアがあるが本当は筋肉のバランスが原因の腰痛
  2. ヘルニアが原因の腰痛

ただし見た目はどちらもヘルニアがあるので治療した結果で判断するしかありません。

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