慢性的な腰痛の方の場合はあまり聞きませんが腰痛初期(ぎっくり腰)の人が入浴後に悪化する場合があります。その原因を当接骨院では3つに分けて考えています。

1.温めたから

一般的にはぎっくり腰になった当初は冷やし数日過ぎてからは温めた方が良いと言われていますが知らずに入浴してしまう方が結構います。筋肉が傷ついて炎症を起こしている状態で温めると腫れがひどくなって悪化するというわけです。個人的にはぎっくり腰は筋肉が傷ついたというよりも筋肉が緊張しているために起きている方が多いと考えているので筋肉の緊張を緩めるには冷やすよりも温めた方が良いかなとも考えています。

2.座ったから

入浴後にぎっくり腰が悪化する原因として考えられるのは温めたからだけではありません。浴槽に浸かったり、お風呂の椅子に座る時の問題があります。浴槽に浸かるときは体育座りや長座になりますがこの時間が長くなると腰に負担が来て悪化しやすくなります。ソファー等が典型的ですが椅子に座る時は横から見て膝よりもお尻の位置が低くなるほど腰には負担がきます。大体ぎっくり腰になるのは長時間座って椅子から立ち上がる時が多いですから。

3.ぎっくり腰の経過として

もう一つお風呂と関係なくぎっくり腰の経過として悪化した場合が考えられます。ぎっくり腰には他の疾患と同じで病期というのがあって山なりの形になってピークが来てからぎっくり腰が軽減していきます。そのピークの時間がたまたま入浴後と重なった場合に入浴のせいと考えてしまうわけです。

4.対策

どれが原因かははっきりとはわかりませんが入浴後すぐに悪化したのであれば1か2、時間が経ってから悪化したのであれば3のような気がします。1であれば冷やせばいいのですが、2であれば温めた方がいいですし、3の場合はどちらか楽になる方を選ぶと良いのですが1~3の判断はできませんよね。

なので入浴後にぎっくり腰が悪化したら温めるか冷やすか楽になる方を選ぶのが良いと思います。冷やした方が良さそうなら痛い部分だけを冷やして温めた方が良さそうならその部分を温めます。余裕があるようでしたらどちらの場合でもお腹や手足を温めると良いでしょう。

一番無難なのはお風呂に入らないことですがどうしても入りたいなら短時間立ってシャワーにするのが良さそうです。

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