手指の痺れが良くならない

手の痺れがあると病院では「首の骨と骨の間の隙間が狭くなっているのが原因で云々」と言われます。骨と骨との隙間にある椎間板がはみ出して周囲の神経を圧迫して腕に痺れが出るというわけです。

治療は投薬とリハビリになると思いますがそれで隙間が元に戻るわけではありません。それでは何をしているのかというと薬で痺れを抑えている間に痺れが消失するのを待つという作戦をとっているのです。

本当に上記の状態で痺れが出るのならば当院のような手技療法をおこなうところはお手上げ状態。はみ出した椎間板を元に戻すことはできませんしそれによって起こる痛みを抑える術もないからです。

ところが手の痺れの原因は椎間板の問題だけではありません。トリガーポイントと言う筋肉の凝りが原因でも同様の痺れが出ることがわかっていますし、筋膜の癒着でも起きます。

たとえ首の骨と骨の間の隙間が狭くなっていると言われたとしてもそれが実際に痺れを引き起こしているかどうかはわかりません。トリガーポイントや筋膜の癒着が原因で腕に痺れを引き起こしている可能性もあるのです。骨の隙間が狭くなっていないのに手の痺れがあるのならばなおさらです。トリガーポイントや筋膜の癒着が見つけられれば症状が軽減する可能性があります。

当院ではトリガーポイントや筋膜の癒着に対する治療をおこなっています。必ず良くなるわけではありませんが少なくともだらだらと治療を続けなくても済みます。何故かというとトリガーポイントや筋膜の癒着が見つかれば症状は早い段階で軽減しますし、見つからない若しくはそれが原因では無ければ何回やっても効果は出てこないからです。

首の牽引をしていたり、マッサージをしてもなかなか治らない場合はトリガーポイントや筋膜の癒着の治療をおこなってみるのも考えてみてください。

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